今や肌色とファンデの色が多少ズレていても、まったく不自然にならない。密着力の高い透明なカバー力や、光の反射で毛穴や小ジワを目立たなくするカバー力が、すでに完成しているからだ。ただ、ファンデがより薄く、より密着感が高まったために、逆に肌のもっと微妙な欠点が表面化してしまうという新しい問題点が生まれていないわけじゃない。もともと肌がキレイな人はまったく気づかないかもしれないが、肌がアレぎみな人は、世間的にいかに優秀と言われるファンデでも、やっぱり肌がキレイに見えないと文句を言う。それも、ファンデが繊細になったことで、肌質とファンデの質の微妙な相性がもっと厳しく問われるからなのだ。結論から言えば、色白の人はパウダータイプ、色黒の人はリキッドタイプを選んだ方がキレイ。色白の肌は、ツヤ感やつるつるの膜感が細かい凹凸の影を目立たせ、肌が薄めなだけに疲れた印象に見えがち。逆に色黒の肌はジャージのようなキメと肌の厚みから、肌そのものがマットな印象をもっている。よって、ここへさらにパウダータイプを使うと、何となく肌が冴えない。それぞれの肌の特性を生かした欠点カバーを考えるなら、色白パウダー、色黒リキッド、そうやってファンデ選びをすると、きっと多少の肌色のズレなど関係なく、今までよりずっとキレイな肌ができあがるはず。
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